『男はタフでなければ生きられない。
優しくなければ生きていく資格が無い』
名言ですよね。
尤も、この原文は以下になります。
If I wasn't hard, I wouldn't be alive. If I couldn't ever be gentle, I wouldn't deserve to be alive.
つまらない英語の話になりますが、文中に `男`何て語は無いし(主語は見ての通り `私` )、仮定法で書かれているということは、「自分(私)は強い、もし弱かったら…、自分は優しくなれる、もしなれなかったら…」という前提が言外にある訳で、どこか自惚れめいた台詞なんですよね。まぁ、そういう細かいことに触れても面白くないですので…。
どうあれ、「強く、優しく」というのは生きる指針として大事なことに変わりないでしょう。
ただ、問題になるとしたら、それなら強いってどういうこと?優しいってどういうこと?でしょうか。
けれど、私の中では割とすんなり消化出来ていて、両者はほぼ同じように私は捉えています。
それこそ問題は、私は 'それ' を自分のものとして出来ていないということなのですけどね。
全然関係ないですが、強さと優しさを一番に考えさせられた(それをテーマに描かれた)種々の作品の中で、最も私が感銘を受けたのは、ウルトラマンコスモスでした。
子供向けの演出や、ちょっと役者の演技がなぁ、というのもありますが、根底にあるものは素晴らしいと感じたものです。
これについては取り敢えず以上に止めておきますけどね。
アスキ高等学院。やはりここは学校なのです。
生徒が育つ場所。
私は、”人間性” ということを掲げています。
人間性を以って教え(関わり)、人間性のある人を育てたい。
「強く、優しく」というのは、そのうちのひとつであるということ。
週末はこちらに生徒は来ていませんけれど、私は来ていない生徒達を頭に浮かべながら、どんな人間になってほしいか勝手に描いています。
人を育てるということと同時に、自分自身もまだまだ育っていかなきゃと思っていますけどね。
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